Friday, August 11, 2006

不登校NO.1

今日のニュースで、大変不思議な記事を読んだ。

2005年度に、病気や経済的な理由でなく年間30日間以上欠席した「不登校」の公立小中学生の割合が、島根県は全国最多だったことが10日、文部科学省の調査で分かった。小学生はやや減少したが比率は前年に続き全国トップ。中学生も11年連続の増加で全国五番目からトップになった。

なぜ島根なんだ?
島根に何があるんだ?
私は一瞬、不思議な世界に入ってしまった。

私は、不登校の大きな問題は、心の問題、いじめの問題、親の問題などだと思った。だから、不登校児童は都会の問題と考えていた。しかし、事情は我々が想像しているほど簡単ではないということ。

社会の問題でもあるし、教育・指導の問題でもあると感じた。
何か、教育に対して日ごろむなしさを感じていた。
それは何か?

先生にはほとんど、自主性が失われている。
危険、事故に対して先生の責任を追及しているから。
でもこれは必要なこと。先生を野放しにしていると、何をやるかわからないから。
猥褻行為を働く先生が沢山いるから。


島根県の社会がどれだけ問題なのかは想像できないが、教育者、指導者などに大きな問題が潜んでいるように感じる。
教育の荒廃。先生のやる気なさ。
対策は、ほとんど見当たらず。
これは公立学校の限界か?
そうではないだろう。
逃げない公立学校があってもいいだろう。
一生懸命やった先生を、いじめやしないよ。


この記事では、不登校の理由も簡単に言及している。

不登校の直接のきっかけは、病気など本人の問題が37%で、友人関係や学業不振など学校生活上の問題が36%、親子関係など家庭の問題が18%だった。不登校が続く原因は、不安など気持ちの混乱(31%)や無気力(22%)が多かった。

不登校の直接の原因も重要だが、不登校が続く原因に着目すべきと考える。
不安など気持ちの混乱をいつまでも解決できていないのが問題。また、無気力を放置しているのが問題。

違うんだよな。子供の問題じゃあない。先生の問題なんだよ。
早く気がつけよ。

ところで、どのくらいの比率だろうか?

島根県教委によると、県内の不登校者数は小学生230人、中学生788人。全体に占める割合が小学生0・56%、中学生3・63%となり、いずれも全国で最も高い値だった。

意外と少ないじゃん。
正直、もっと多いと思っていたよ。

やはり、中学生が問題。100人いて4人が不登校とは大問題。
その予備軍が100人中0.5人というのも驚き。

まだ、自然の多い地域で全国トップとは一体、何が問題なんだろう。
ここに、この問題の本質が隠れているような気がする。


私は思う。
地方独特の教育をして欲しいね。
進学一辺倒の教育から早く脱却しようよ。


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