Wednesday, March 20, 2013

ネズミが焦げていない

うまいものネットショップ
東京電力福島第1原発の停電をきっかけに使用済み核燃料プールの冷却システムなどが停止した問題で、東電は20日、4号機プールなどにつながる仮設配電盤内部で焦げ跡を発見した。
焦げ跡付近にネズミとみられる小動物の死骸があり、接触して配電盤がショートし、停電の原因になった可能性がある言っている。
テレビではこのことを大きく取り上げて騒いでいる。
確かに配電盤には焼けた跡がみられる。
その下に死んだネズミが写真に写っている。
私はこの画像を見ておかしいと思った。
配電盤のショートの後は激しいが、死んだネズミは焼けた形跡がない。
テレビのコメンテータくらいになるとその辺のことは気がついてもよさそうだが、その指摘がない。
東電を攻めつつ、あまり問題を大きくしてはならないという配慮なのだろうか?

Monday, March 18, 2013

ダルビッシュがなぜいない


本日、WBCで日本はプエルトリコに3対1で負けた。
実に、プエルトリコは強かった。
ピッチャーは球を低めに抑え、コースを攻めてきた。
日本のバッターが打ちあぐねているのがよく分かった。
打つ方も、日本より勝っていた。
このクラスになると、やはり、ミスを犯してしまった方が負けである。
8回裏唯一のチャンスを生かすべきだったが、サインミスで自滅してしまった。
相手チームは大リーガーの選手ばかり。
だから、優勝候補ベネズエラやアメリカを倒してきたのだ。
私は不思議に思う。
なぜ今回は、大リーガー選手が出てこなかったのかと。
大リーガーのチームから圧力がかかったのだろうと思ったが、他国にあれだけの大リーガー選手が出てきたのであるからそうとも思えない。
プレーヤー自身の判断なのであろうが、この時点でもう日本のチーム作りに失敗したのであろう。
だれもそのチーム作りにコメントしないのが不思議なくらいだ。
前回のような楽しいWBCにならなかったのが残念である。
あの舞台にダルビッシュがいたら、と日本全国の多くのファンは思っていることだろう。

Tuesday, February 26, 2013

TPPに参加することは間違いない。


オバマとの会談が始まる。
今回の目玉はPTP? PPT? TPP?
パソコンで調べたら、
環太平洋戦略的経済連携協定というらしい。
英語では: Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement または単に Trans-Pacific Partnership, TPP
環太平洋地域の国々による経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定であるらしい。
平たく言えば、このTPPに加盟した国は関税を取っ払って自由に貿易ができるようにしようというものらしい。
このどこが問題なの?
自由に貿易ができるのならいいじゃん。
日本から輸出している自動車などに関しては関税をかけられず、安く売ることができるからハッピー。
ところが、日本に外国から入ってくるものも安く入って来るから、日本で作っているものが日本で売れなくなってしまう。例えば、米や果物など。
今日本では食料自給率が先進国の中で最も低い。
すなわち、いざ、世界的に自然災害などで食糧不足になったとしたら、真っ先に食料自給率の低い国は飢え死にする。
日本は自動車を売るが、国内は餓死者でいっぱいということになる。
しかし、この協定から距離を置くと、日本は孤立する羽目になること間違いなし。
そこで、安倍首相は何を考えているのか?
当然、TPPに参加することは間違いない。
しかし、無条件で参加するとしたら、自民党の分裂も有り得る。
そこで、何かの大義名分が必要なのだ。
そう、領土問題が一番いい。
中国の脅威を利用しようとしている。
そこで、真っ先に出てきたのが、沖縄の普天間の基地移転。
沖縄県宜野湾市にあるアメリカ海兵隊の普天間基地の移転先を辺野古にもってこようとするのだ。
そこで、中国の領海侵犯を利用するのだ。
国民は、国を守れということには、えらく関心を持っている。
そこで、尖閣諸島(中国側は諸島全体を「釣魚島」と呼ぶ)の中国の領海侵犯を取り上げる。
領海侵犯されたら、日本だけでは守れない。やはり、アメリカの支援が必要だ。
また、尖閣諸島付近に海底資源が豊富なことも重要なファクターである。
日本の国土は小さいが海洋の領土を考えると大国なのだ。
一方、アメリカの立場はどうか?
いま中国の勢いはすごい。中国無くしてアメリカ経済はなりたたない。
しかし、中国のいいようにはさせたくない。
なぜなら、中国の軍事的脅威は無視できない。
もう一つは、中国国内が分裂や混乱が起きると、世界的な混乱に陥る。
そこで、日本の役割は重要なのだ。
実はTPPなどの問題はアメリカにとっては重要なことではない。アメリカは中国とのもんだいが最も重要なのだ。
中国ののど元である沖縄から基地を移設できない。
そこで、真っ先に安倍はお土産である沖縄の普天間の基地移転をあげたのだ。
中国の領海侵犯を日本国民に見せることは実は政府にとっては大事なことなのだ。
報道では、TPPのことばかりだが、本当の目的は、中国に対し、どのように対応するかが彼らの本当の狙いなのだ。
蛇足ながら言うが、民主党の大失敗なのは中国を敵に回し、アメリカの意図がくみ取れなかったこと。もう一つは、領土問題をうまく利用できなかったこともある。