you tube で尖閣諸島の漁船衝突のビデオが流された。
なぜ今頃?
国会ではしきりに、このビデオの公開を迫り、野党議員に、そのビデオの存在を証明するためのビデオ試写会を行った。
確かに、このビデオでは違法行為の船と乗組員を拿捕するのは正当だと判断できるものだった。
しかし、政府がこれを公開したとしたら、中国は烈火のごとく怒って、11月に予定しているAPECに中国の胡錦濤は来なくなる。
それは主催国の首相の責任。
そこで、政府は動きがとれない。
正当性を証明しなければ、中国政府に対抗できない。
また、中国市民、とりわけ、学生の反日運動に対する毅然とした態度を示さなければなるまい。
困った、管首相は、ここでも逃げの一手。
ビデオを誰かに取らせて、ネットで公開してしまおう。
それがいい。
それは名案。
これほどの重要証拠を、そんな安易な管理に置いておくはずもない。
これは仕組まれた盗み、流出である。
日本にも、そういう集団が居ることが判明。
すなわち、政府の匿名機関。
流れてしまえば、もう、こっちのもの。
あるいは、このシナリオに、一枚、アメリカも絡んでいるかもしれない。
すなわち、これも、アメリカの常套手段。
何でもありの国だから。
APECの前に、事前に中国に問題を投げかけておいた方がいい。
中国の出方を見ようという作戦であろう。
第二幕が何かありそうである。