Tuesday, October 19, 2010

中国国民に、民主の世界を!

建国61年の中国の歴史はすさまじい。
胡錦濤国家主席が2002~03年に最高指導者に就任した時が唯一平和裏に進められた。

習近平国家副主席が18日、中国共産党中央軍事委員会の副主席に任命されたことで、
習氏は共産党(政治局常務委員)、国家(副主席)、軍という中国政府の三大権力で高い地位を占めることになり、次期最高指導者としての地位を確立した。

57歳の習氏は、67歳の胡主席が10年前の国家主席就任時に確立したのと同じ道程をたどる可能性が高い。
習氏は2012年後半に党総書記の座に就いた後、2013年に国家主席に就任するとみられる。

唯一の疑問は、習氏がいつ党中央軍事委員会の運営も引き継ぐかだ。
胡主席は江沢民・前国家主席が軍指導者の地位を手放すまでさらに1年待たされた。

毛沢東時代に相次いだ粛正やクーデターの企てがあり、
天安門事件に先立つ1980年代の派閥抗争があった。

習氏は2007年に党政治局常務委員に選出されて以降、国家主席の後継最有力候補の地位にあったと言うが、なぜそうなのか、どこにもそんな根拠は解らない。

当然、中国国民は習氏がどんな人か解りっこない。

これが立派な国なのか?

自分のリーダを決めることはできないことは悲しい。
中国国民に、民主の世界を!